とある晴れた日
□0日目
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ここは池袋。
危ない情報屋さんや、喧嘩が強いとかそういうのではあらわすことができないような人、闇医者に、首なしライダー。
一見してみれば『普通じゃないこと』がゴロゴロと広がっているような空間。
普通とはとても言いきれないような空間。
だけども、幼いころからそんな人たちとかかわってきた私にとって…………。
それは『普通』以外の何物でもないのかもしれない。
ここは池袋。
………上辺だけで見れば“非日常”
ただしずっとそれを見て来た者にとっては、ただの“日常”
そんな少女と、少女にとっては普通の友人・知人達の、
普通で普通じゃない、
日常的で非日常的、
………ただ、それだけの物語。
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