星々の囁き(創作詩)

□創作詩〜恋愛〜
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愛の海の中で。
星嵐 渚


明日の事なんてわからない
そんな暗闇の中見つけた
貴方という希望の光
どこまで照らし続けてくれるかは
わからないけど
それでも
それが生きる糧になれば
良いと思う

貴方のぬくもりを感じたい
貴方の鼓動を聴きたい
貴方の唇に触れていたい
貴方の腕の中で眠りたい

貴方の 心臓になりたいよ
そうすれば 二人
離れ離れにならずにすむのに

寂しい夜を過ごすのは
とても哀しいけれど
貴方の安らぎになれぬ内は
孤独の闇の中蹲り
夢の国へ旅立つ貴方へと祈りを捧げる

私一人の涙くらいなら
幾らでも愛の海に流れてゆけばいい
今日もそうして独り
愛の海へと溺れてゆく
涙が枯れ果てる時
この海も干上がってしまうのだろうか
なんて
独り心地る
冷たい孤独の愛の海の中で
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