仮ナルト

□鮮やかな色
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7班全員でカカシ先生の家を訪問したときに
イタズラと好奇心で
カカシ先生幼少期時代の洋服をタンスの中から発見したのが始まりだった

「カカシ先生、この子供服誰のだってばよ!」
鮮やかなパーカーを手に持ちながら
ナルトが寄ってきた
「カカシ先生がもってなさそうな服ね」サクラも覗きながら珍しげにしげしげとその服を観察してからカカシに視線を中てながら察したようにしながら
あぁ、と懐かしいように
「それは、俺の服じゃないな」
「どういうことだ」珍しいことにサスケまで話しに加わる
謎の多いはたけカカシに
子供達の心が疼きだしたのだろう
「それは」「「「それは」」」
「教えない」緊張が緩む
「おぁい!卑怯だってばよ」じたばた暴れ始めたナルトはしばらくしてピタリと止まり振り向いた
カカシ先生!
高らかに憤然と
「これ、俺が貰ってもいい?」自分に当てている
「確かにナルトには似合うかも」
色落ちされてもいない鮮やかなパーカーがしっくりと馴染んでいるかのように
「ん〜、別に構わないけど」やり!と服を両腕で抱き締める姿にサスケは黙っていたので
「何、サスケも欲しかった?」カカシがからかうと
「違う」馬鹿かと蔑むように距離を取った
「ただカカシにしては気前がよすぎで」
「怖いわよね〜」とサクラががサスケに同調した
それは、ありがとう
「誉めてないわよ!先生」
うなだれたように肩が落ちているサクラに
「どうだってばよ」いつの間にかにパーカーを着直したナルトが
「サスケ!似合ってる」珍しく、喧嘩腰になってない
ナルトを見て赤くなるサスケが
「別に、馬鹿ぽい」吐き捨てたのに、短気になり
サスケと取っ組み合いになるのをカカシは見つめながら
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