present

□スターライト
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私達死神にとって半年などは瞬きをするような一瞬なものである。


しかし人間にとっては一瞬と言えるような時間ではないだろう。

人間は産まれた瞬間から命の終わりのカウントダウンが始まる。


もちろん私達死神にとっても同じことだが私達と人間では生きる時間の長さがまるで違う…



だから私はあなたに出会うまで時間の大切さがわからなかった…


ただ毎日を平凡に過ごしていた。
それが当たり前になっていたのかもしれない…




話は半年ほど前に遡る…



その日は現世に赴く六番隊隊員達に、もしもの事があった時の為に…との要請を受けてついていった…





「副隊長!!お疲れ様です!!思ったより六番隊の方々の傷が浅くて良かったですね!!」
そう話すのは我が四番隊の七席、山田花太郎だった。


「そうですね、皆さん掠り傷程度でしたし心配はないでしょう。
山田七席は卯ノ花隊長にこれから帰ると地獄蝶を飛ばして連絡してください。」

今回は六番隊の新入隊員の虚討伐と魂葬を兼ねた研修であったがほとんど負傷者が出ずに済み本当に良かった…


「あ、山田七席…私少し用があるから先に六番隊の隊員方を連れて先にソウルソサエティに戻ってくれますか?」


「用事?ですか?」


「はい、まだ時間は早いし…
卯ノ花隊長に現世のお土産をあげたくて…」


「なるほど!!わかりました!!きっと卯ノ花隊長もお喜びになられますよ!!」


「そうですね!!それでは後の事は頼みましたよ」


「了解しました!!それではお気をつけて!!」

そう言うと山田七席は六番隊とソウルソサエティに戻って行った。







「さぁ!!まずは浦原商店に行って義骸を借りなくちゃね♪」

私は浦原商店に向かった…
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