君らの事が大好きな私。

□2・嫉妬、
3ページ/4ページ






電話で言われた場所、商店街の裏路地へと向かう。

『………来たよ、』

?「わざわざ、ごめんよ。」

まんざらでもない癖に。そう思ったが、言わないでおこう。

?「…で、どうだい?決意は固まったかい?」

『……ねぇ、これって…君の言ってる事ってバレたら大変な事になるんじゃないかな?』

?「大変な事にならないように対策があるから、僕は君を誘ってるんだけどな。」

僕の力を侮らないでってか?

『……さすがとしか言えないよ。いいよ、君の勧誘に乗るよ。』

?「君なら、そう言うと思ったよ。手配はしてあるけど…」

『……少しだけ、時間をくれない?イナズマジャパンの皆が…、アジア予選の決勝に進むまで、見守りたいんだ。』

?「いいけど…君が辛くないかい?」

『ううん。あ、でも練習はできるようにメニューを送ってくれないかな?』

?「そうじゃなくて……」

『……僕、一度でいいから、円堂たちと真剣に戦ってみたかったんだ。』

彼女の目をみればわかる。彼女に、迷いなんてない。

?「……わかった。それじゃ、後は連絡で…」

『…うん。』














夕焼けが濃くなってきた。






今日の夕飯、なにかな。










次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ