八犬伝ー日本再生伝（完結）
□北海道
〜平安時代都市〜
1ﾍﾟｰｼﾞ/3ﾍﾟｰｼﾞ
北海道では、大規模なクーデターが起こっていた。
「水姫！何故お前が!!」
「あなた達の理不尽な重税のせいで、私の弟の病を治す事が出来ないのです」
そう言って、槍を突き出した男を鉄扇で殴った。
「あんな物が無ければ！今頃麗斗は、医者に見て貰っていますわ!」
だが、水姫の奮闘むなしく、水姫は、数人の男達に捕まえられ、牢屋に入れられてしまった。
「離しなさい！」
「「「へへへ」」」
男達は、下品に笑った。
「何ですの？」
「今の状況分かってるか？」
水姫は、腕を拘束され、動けない状態だった。
「俺達さ、皆お前の体に興味あんだよ」
「だから何？」
「だ〜か〜ら」
ニヤリと笑って、男は水姫の頬を舐めた。
「ッ!」
水姫は、キッと睨み返した。
「まだそんな反抗的なの？」
「ちょっとお仕置きが要るみたいだね」
突然水姫は、足の裏に熱さを感じた。
水姫の足の裏は、火を当てられていたのだ。
「うああっ!」
続けて全身を殴られた。
「分かった!!許して…下さい…お願い…です」
痛む全身を庇って水姫は言った。
男達が、水姫の服を破ろうとした、その時、上から何かが落ちてきた。
それは、人だった。
「誰だ」