八犬伝ー日本再生伝(完結)

□神奈川
〜武士達の都市〜
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神奈川についた羅舞と詩音は、何かが違うことに気づいた。
「俺は反乱軍の奴を2人斬ったよな?」
「うん、何で追っ手が来ないんだろ?」
その時、反乱軍が羅舞を横切った。
「光を捕まえろ!」
反乱軍のリーダーが叫んだ。
「光って、清実さんの言ってた『頼れる仲間』の名前だよな?」
「そう…よね」
2人が話していると、突然一人の男が羅舞に話しかけた。
「行った?反乱軍?」
「行ったよ、光さんよ」
「あらら、君達も追っ手?」
「違うよ!あたし達は清実って女の人から光って人は頼れるよって聞いたの」
「ふーん清実ちゃんがねぇ…」
羅舞は、光に、追われてる理由を聞いた。
「えーっと、2日前に料亭『むらさき』で反乱軍の副首領が飲んでてね、急に、『ここは反乱軍が貰う!』なんて言って日本刀出すもんだから撃っちゃってねぇ…、あ、後、『光さん』って呼ぶと堅苦しいから『光』で以後ヨロシク」
「なるほど、まあ、でもこれはチャンスだ、光さ…いや光が、乱してくれたおかげで後は首領さえ倒せれば終わりだからな…」
そう言って、3人は、反乱軍の拠点に入った。
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