八犬伝ー日本再生伝(完結)

□群馬
〜妖怪都市〜
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「大河君、とりあえず群馬に来たは良いが、どうやって新潟に入るんだい?」
寛好が不思議そうに尋ねた。
「他の6人が埼玉に向かっているという情報を聞きましてね…埼玉に行った後で入ろうと思います」
大河が、寛好に言った。
すると、遠くから大河を呼ぶ声が聞こえた。
「龍紀!」
大河は、狼のような風貌をしている男を見て言った。
「久しぶりですね!」
「俺達の組の副長にならないかって聞いた話覚えてるよな?」
龍紀は、困ったように足をぐるぐる回して、言った。
「そんなすぐ決められません…スミマセン」
「いや、いいんだ」
その時新潟の警官達が、妖怪は悪だと言って、群馬に入って来た。
龍紀は、警官を止めようとした。
「待て、龍紀、今お前が闘ったら今度こそ群馬は潰されるぞ!だから、俺と寛好さんに任せて、お前は、皆を避難させてくれ!」
「わかりました!大河さん、寛好さんお願いします!」
大河は、家を破壊しようとしていた、トラックをひっくり返した。
そして、クレーン車の首を折り、警官達に投げつけた。
「犬飼大河だ!」
大河は、警官達に包囲された。
大河は、警官達が銃を撃つ前に全員を殴り倒した。
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