八犬伝−日本再生伝(上の続き、本編完結)

□愛知
〜選択都市〜
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水姫が父親の事を話すと、全員は、少し喜んだ。
「あとは、ラヴが治るだけだな」
大河が詩音に言った。
「うん…」
詩音は、日増しに元気を無くしていった。
「ねえ…みんな、次の都市は、あたしがー」
詩音が言いかけた瞬間羅舞の体が牢屋に囲まれた。
「ラヴ!!」
ほどなく7人も牢屋に囲まれた。
「さあて!!今日は皆さんに究極の選択をしてもらおうかな!!あ、ちなみに俺は東京の連続殺人犯さ!!俺の特殊錬金でお前等を閉じ込めた!」
男は続けた。
「羅舞の貸わりに誰か殺せ」
「そんな事出来るわけありませんわ!」
「なら羅舞の命はないな!!」
「いいでしょう」
雅人は、光の拳銃で霧屠の額をを撃った。
「霧屠様!…何てことを!」
「ハハハハハ!!羅舞は、出してやるよ!」
男が羅舞を出すと、雅人は、ニヤリと笑った。
「あなた、騙されましたね…」
「何?」
「霧屠さん…気分はどうですか?」
「…撃たれて良い奴があるか」
霧屠の傷口は塞がっていた。
「一体何故だ!」
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