八犬伝ー日本再生伝(完結)

□神奈川
〜武士達の都市〜
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「誰だあんたらは!!」
首領が、3人を睨んで言った。
「ん〜平和推進隊…みたいな?」
光の発言に詩音は、声を上げて笑った。
「なんかお前のセリフくせーな離れてくれよ」
「バカにするなよ!」
首領は、拳銃を取り出して、言った。
「やる?」
光も拳銃を取り出した。
光は、2人とも外さない位置まで行き、言った。
「これなら外さない、スピードで決まる」
2人は、一緒に撃った。だが、首領の弾は光のベルトの飾りにしか当たらなかった。
その飾りの中には珠が入っていた。
そこには(孝)とあった。
戦いが終わると、羅舞は、詩音に付いてきてほしいと言った。
「ラヴ、反乱軍を鎮圧してくれたんだって?」
「首領を倒したのはこの光だけどな」
「ありがとうございます、神奈川を代表して七咲慶喜が御礼を言わせていただきます」
「七咲って…ザッキー?」
「詩音?」
「やっぱりザッキーだ!久しぶり!孤児院以来だね〜」
詩音は、声を出して喜んだ。
「詩音、ザキにあんま馴れ馴れしくすると、危ねーぞ、コイツはここの将軍だからな」
「いいよ、ラヴ」
七咲は、詩音と数分話すと、すぐに和睦を認め、光をもてなした。
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