猫科悲劇
□猫科悲劇:1
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「ねぇ〜,昨日オレ何してやしたっけ?」
「しらねぇよ。サボってたから見回り行かせたろ?」
「またさぼってたのか?もーっ!いい加減にしなさいよ。」
「近藤さんには云われたくねぇや」
いやいや,こんな和やかに会話してたって内心焦り気味の俺たち・・・いやオレだけか?
「で,何でこんな事になってんだ?」
「分かんねぇから相談しに来たんでしょうや。」
「お前に分かんねぇ事が俺らに分かるわけねぇだろ」
俺,一番隊隊長沖田総悟。只今人生何個目かの悩みが出来てしまった。朝,起こしに来た土方コノヤロ−に指摘且バカにされた。この俺が。
『ぇ,お前何ソレ。なに付けてんの?ププ…』
笑ってんじゃねぇ!!!
朝一で愛用のバズーカが大活躍した。
そ−じゃなくって,朝起きると俺の頭に猫らしき耳が生えていた。(尻尾のオプション付で)
「え,つーか、全部土方の所為じゃね?」
「なんでだよ!!」