山守月天子

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私の乳房に顔を挟まれたままカカシさんのピストンが更に激しくなる。

「あっ♡あっ♡あっあっあっ♡」

パン!パン!パン!

「はぁ…っあ♡きもち♡きもち♡奥ずんずんして♡ぐちゅぐちゅ擦ってえ♡」

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!

「ぐっ…出る!」

「あああ!イっちゃうっイっちゃう!…カカシさんっ」

胸に挟まれた彼の顔が私を見た。

「大好き………っっっ!!」

ドクン…ッ

膣内の肉棒が脈打ち、ゴムの中に射精される。
ビクッビクッと小さく動く肉棒を思いっきり締め付けて私も首と胸を反らして絶頂した。
絶頂が大きすぎてしばらく呼吸が止まっていた。
やがてその絶頂は抜けていき、やっと呼吸が出来て息を荒らげながらぼんやりと余韻に浸る。

「…はぁ…っはぁ…」

カカシさんも私と同じく息を荒らげて挿入状態のままぼんやり余韻に浸っていた。
そしてカカシさんはゆっくり肉棒を引き抜くと私の体を割れ物に触れるかのように優しく抱いて、そっとベッドに寝かせてくれる。顔にかかった髪すらもはらってくれて、まだぼんやりとしている私の髪にちゅっとキスをした。

「すず音…」

「カカシさん…」

「最後のは、卑怯」

嬉しそうに、幸せそうに目を細めて彼は笑う。

「イく瞬間に『大好き』とか…俺もうすず音が可愛くて可愛くて…」

「だって大好きなんですもん。
貴方が好き。本当に大好き。
愛してて、大好きなんです」

「俺もさ。俺もすず音が大好き。
愛してる。大好き。
ああもう、なんでお前はこんなに可愛いのかねぇ
さっきまで不安がってた俺がバカみたいだ」

月の光でキラキラと反射する白銀の髪を掻き上げてカカシさんは微笑む。
そして肉棒のゴムを外すとゴムを縛ってゴミ箱に放り捨て、私の中途半端に脱げている寝間着も全て脱がし、愛液でぐちょぐちょの下着も脱がすと全てベッドの下に放り捨てた。

「安心したら眠くなってきちゃった」

私の隣にぼすっと横たわり私に手を伸ばして抱き枕のように抱き寄せる。

目の前にあるカカシさんの顔。頬を左手で撫でてあげながら

「安心しましたか?」

「うん」

「良かった」

「安心したから聞くけど、なんでエッチしてる最中にガイの事考えてたの?」

「ライバル勝負でガイさんと戦ってるカカシさんを思い出してたんですよ」

「え。俺の事考えてたの?」

「はい。
貴方はあんなに強くて…名が知れ渡ってるかっこいい凄腕の天才忍者。
その誰もが知るかっこいい人が私を抱いてる時はすっごく色っぽくて綺麗。
でも、そんな姿は私しか知らない。
そう考えたら幸せな気持ちになったんです」

「すず音…」

「体を重ねてる時は貴方の心の素顔が現れてくれます。
ヤキモチ妬きな所も、寂しがり屋な所も、見栄っ張りな所も私しか知らない。
私だけの、貴方」

「俺も。普段はお淑やかで誰にでも優しい礼儀正しい令嬢のすず音が
俺に抱かれてる時はエッチが大好きで、だんだんと大胆になって自ら腰を振って善がる子になる。
俺だけしか知らない、俺だけのお前」

頬を撫でていた私の手を掴み、婚約指輪をした指にキスをするとぎゅっと私の体を包むように抱いた。

「幸せだよ、すず音」

「私も…幸せ…」

そのままふたり一緒に眠ってしまった。
お互いの裸を密着させ、離れないように。


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