最後の物語

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「じゃ…そろそろいい?」

「は、はい…」

やっと、ひとつになれる。

カカシさんはズボンと下着を脱いでベッドの下に落とす。

はち切れんばかりに膨張しそそり立つカカシさんのモノ。

彼はズボンから何かを取り出すとそれにゴソゴソと付け始めた。

「……ゴム、でしたっけ?」

「そう。ゴム無しでしたいけど
まだ今は子供が出来ても構ってあげられそうにないからね…
ま、これで完全に防げるってわけじゃないけど」

「……………随分準備がいいんですね」

私達、ほんの二時間ぐらい前はケンカしてたのに。

そうつっこまれカカシさんは「うっ」と唸り、やがて正直に

「…ゴメンナサイ、こういう事期待しまくってました…」

「もう」

「だってやっとすず音が大人になったんだよ?
これ以上我慢出来るわけないでしょ?
ずっとずっとずっと待ってたんだから、どれだけ嬉しかったか。
すず音とひとつになれる。
それがどれだけ嬉しかったか。すず音ちゃんの焦らし上手!」

「はいはい。私も嬉しいですよ」

私に抱きつき泣きつくような言い方をする彼にクスクス笑って頭を撫でてあげる。

そして体を離した彼と少しの間見つめ合い。

「挿れるよ?」

「きて…」

ぐっと足を開かれ、何度か濡れた秘部に男根を擦らせ
そして入り口に亀頭をぴとりと宛てがう。

ドキドキとその様子を眺める私。

「っ…」

ぐ、と熱いモノが押し込まれてきた。

「っぁ…」

「力抜いて」

「んん…っ」

「息を止めないの。吐いて。
…そう、そしてゆっくり吸って」

「ん…」

「もう少し…」

「や…カカシさんのおっき…っ」

「大丈夫。入るから。
ほら…息吸って。…吐いて」

カカシさんの体に腕を伸ばし、すがり付くように抱きついて下腹部の押し寄せる圧迫感に耐える。

幸い、カカシさんから聞かされていた処女が男を初めて受け入れる際に起こる痛みはない。

よく慣らしてくれた彼のおかげだろう。

「はぁあ…っ」

「ん…っもうちょっと…あと少し…」

ずぶずぶと入ってくる大きく熱いモノ。

少しずつ少しずつ奥へと押し込まれ、そしてそれはようやく最奥まで届いた。



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