最後の物語

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「寂しい…」

心も体も。

もっと貴方で満たされたい。

「(ずっと前にカカシさんが教えてくれたけど…)」

自分を慰める方法…じ…自慰って…言うんだっけ?

ぼんやりと考えて抱いているカカシさんの服の上から自分の胸に手を伸ばし、そこでハッと我に返る。

「だっだめ!」

そんな事しちゃダメ!

そんなやらしくてはしたない事したなんてカカシさんにバレたら嫌われちゃうかもしれない。
軽蔑されちゃうかも…幻滅されちゃうかも。

こんなにやらしい自分がイヤでたまらない。
もっと性に対して無関心でありたいのにっ

「(でも…でも…っカカシさんなら受け入れてくれるかも…
カカシさんなら、彼なら…こんな、やらしくてエッチな私を…)」

彼の服を抱いたままソファーに沈む。

「っぁ…」

彼の服を抱きながらワンピースをたくし上げ、胸を揉んで乳首を指でくりくりと弄る。

彼がいつもしてくれるみたいに…

「(ごめんなさい…ごめんなさい、カカシさん…っ)」

彼が教えてくれた秘部の突起に触れる為、下着に手を差し込んで指を突起に触れさせる。

「っんぅ…」

ぴくっと体が反応する。

カカシさんがいつもしてくれるみたいに…こうやって、引っ掻いて

「っあ!」

擦って…

「んんっ」

また引っ掻いて…

「あんっあ!」

彼の匂いがする服。

その服を強く強く抱くとまるで彼に抱かれているような錯覚を起こす。

「カカシさんっカカシさ…!」

いい匂い。

大好き。カカシさん大好き。

貴方に抱かれたい。

大きくて熱い彼のモノを挿入されて出し入れされたい。
奥を突かれながら私のナカで達する彼が見たい。

指を濡れたそこにつぷ、と入れぐちゃぐちゃと出し入れする。

「あんっあっあっカカシさ、カカシさんカカシさんカカシさん…っ!」

ぐち、ぬぷ。ぐちゃっずぷぷ!

「あっゃっひああっカカシさっカカシさんんっ」

カカシさんに抱かれたい。

こんなのじゃ全然足りない…!

「あん!カカシさんっ好きぃい…!!」

ぎゅうう…と服を抱きしめながら、ナカにある指を締め付けて私は達する。

ぬち…と、指を引き抜くと秘部から蜜がとろっと流れ出た。

私の秘部は満足してない。

まだかまだかとカカシさんの大きなモノを催促している。

昂った気持ちを落ち着かせるどころか、彼に抱かれる想像をした事で逆に興奮してしまったようだ。

「もおお…っ私ってほんとバカ…っ」

とりあえず彼の服が汚れてないかだけ確認する。

強く抱きしめすぎて皺にはなったが汚れはないようだ。

ほっと一安心する。



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