山守月天子
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「あっ♡ん♡んん♡はぁあん♡」
ずぷんっずぷんっと奥を突かれながらカカシさんからのキスを迎え入れた。
「は…んむ…っんぅ♡あっ、は…♡」
喘ぎ声を重なる唇の隙間から漏らしながら彼の舌と絡ませ唇の柔らかさと舌の生暖かさを堪能する。
やがて腰が一度止まるとベッドに仰向けになっていた私の体を起こされて
カカシさんの足に跨る形になり、再び腰を落とされる。
唇が離れると彼を見つめ
「愛してますカカシさん…」
「すず音…」
「どうすれば貴方は満たされますか?」
マスクのない素顔の頬にそっと包むように両手を添える。
「貴方を安心させたい。
愛してる気持ちを伝えたい。
どうすれば…カカシさんの不安を取り除けますか?」
ちゅっとまずは額にキスを落とす。
それから片目だけ閉じられた一本線の傷のある瞼。
それから口。そして最後に口元にひとつだけあるホクロにキスを落とす。
「感じるだけでいい。
俺のモノを此処に咥えさせて、根元まで入れられてひたすら腰を振る俺に翻弄されて、乳首もクリも好きに弄られて。
めちゃくちゃにされてるのに可愛く可愛く鳴いて気持ちいいと言ってくれるだけでいい。
それだけで俺は満たされる。
こんな事すず音にしていいのは俺だけだと…俺にだけ許されたことだと、愛されてるのだと実感出来る」
それを聞き私は胸元にある寝間着の生地を更にぐいっと下に下ろして乳首に吸い付きやすいようにした。
ちゅう。と乳首に吸い付くカカシさん。
彼の背に腕を回し体を固定させると、チロチロと乳首を舌先で転がしながら片手の指が私の秘部の突起に触れる。
「ん…♡」
びくんっと肩が震える。
ぬちょぬちょと愛液まみれの突起を指の腹で擦りながら、腰のピストンが再開された。
「あ…あ…」
乳首が吸われる様子を見下ろしながら私の下半身は彼の体の一部を挿入され、出し入れされ、刺激される。
「あんっあん♡おっき…♡
カカシさんのおっきくて、あったかくて…ビクビクしてる…っ」
ぬぷ!ぢゅぽ!ぬぽっぬぽ!ぱちゅん、パン!パン!
腰の動きが激しくなる。
「あっ!ああああ♡きもちぃっカカシさんのおっきぃの、きもちぃいい♡」
気持ちよくて気持ちよくてつい彼の背に爪を立てる。
口いっぱいに頬張って胸を堪能していたカカシさんは秘部の突起の刺激をやめてその腕を私の背に回すと、その分早く腰を振って私を突き上げる。
「突いてぇっもっと突いて♡
カカシさんので私を突いてっ」
パン!パン!パン!パン!ぐちゅ!ぬちゅ!
「あん♡ああん♡きもち♡きもちぃいい♡」
「きもちい?すず音」
「はいっはいぃ…!」
気持ちよすぎて何度もコクコクと頷き快感に堪える。
うっすらと目を開けてカカシさんの顔を見てみると、汗をかいて嬉しそうに唇が微笑んでいた。
彼が満たされてるなら、私だって満たされてる。
「あん」
振動でぷるんぷるん上下する胸の谷間に顔を押し付けるカカシさん。
「そろそろ…出すよ」
「はい…きて…」
ぎゅっとその頭を抱きしめた。