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□神殺鎗の活用法
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#いつかの兄鰤のあらんかるだいひゃっかのカットになったシーンだと思ってください(笑




TAKE1


「え〜ほな、僕の卍解神殺鎗について説明したるわ」

市丸の後ろに映像が出された。

が、その映像は神殺鎗が一護に向かって伸び、持ち主の市丸からは遠く離れたピントからの映像だった。

「なんやの、コレ。一護くんしか映ってへんやん。腹立つー、射殺せ……」

「だーっ!!!ストップーっ!!カットカァットォォオォッ!!!!」




TAKE2

今度はきちんと市丸がアップで映っている映像が出され、満足そうな市丸は自分の卍解について説明し始める。

「…っーわけや、何か質問あるん??」

「いや、13qっても…どう使うか活用法がねぇっーか…ぶっちゃけどう使ってんの?日頃」


そう一護が台本に書かれたものを言うとまってましたといわんばかりに、市丸の顔はニヤつき目を開き語りだす。

「それはやなぁぁぁあ〜WW」

「(えっ!?ニヤつくなんて台本になかっ…)」

「ルキアちゃんがぁぁぁあっ!」

「はっ!!?ルキア!?」


その時いつ準備したのか不明の、ルキアが映っている映像がでた。



「せや、ルキアちゃんや。ルキアちゃんが僕の13q以内なら…」

甘味屋で白玉パフェおいしそーに食べとっても、


十三番隊舎で浮竹はんの体心配しながら、仕事しとっても、


日番谷はんとかと修行しよる最中でも…


「僕が卍解すっとぉ〜♪」


「…………」


「ちゃぁ〜んと僕の元に来てくれるんよ!いやぁ〜!甘味屋に行ってた時のルキアちゃんには絶対口元に生クリームついてんねん。かわえぇやろ!?でも大好物食べてた最中やから機嫌悪いんよ」


「……………」


「浮竹はんの体心配しよる時はあかんな、なんかピリピリしてるんよ、ルキアちゃん。まぁ、かわえぇからいいけど」


「………………」


「んでな、修行の最中はヤバい!髪の毛はちょいちょいはねとって、外でやってる時は毎回葉っぱがついてるんよ!そいでやな、ほてってて頬っぺたが紅いんよ!そいで、疲れてるみたいで、床とかにへたりこんで、上目遣いで見られてみ!!!?あかんて!!!あかんよ!!」


「…………………」


「他にもあるんやけど……。さっきから一護くん聞いとる??一護くーん??」


「……台本とめちゃくちゃちげぇだろォォォオォ!!!傘だろ!傘!!!」


一護が怒り狂ったのでカットとなり続け、最終的に台本通りになったのはTAKE1015だった。






朽木ルキア用のストーカー機具。








(オマケ。)




その後日、何処で入手したのかわからないが、TAKE2の時の話し出した内容と市丸のニヤつき顔が瀞霊廷通信にのり、朽木白哉、日番谷冬獅郎を筆頭とした、《朽木ルキア愛護団体》により、三番隊はほぼ壊滅状態にまでいき、市丸は愛護団体には傷ひとつつけられなかったが、突如現れた、白猫と黒猫に重体状態にされ、四番隊に入院する事となる。

その事を現世に行っていた副隊長の吉良イヅルは帰還したと同時に聞きその途端、持病の胃炎を起こしたらしい。





(110225)



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