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□てつなぎ
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「さーすけくーんっ」

ばふっとサスケの背中に抱き着くのは、

「……サクラか」

「うーわっ!!反応薄っ!!」

巻物を見ていたサスケはいきなり現れ、そして自分勝手に話を進めるサクラに少しばかり、イラついた。

「…いきなり抱き着いたかと思ったら人んことけなしやがって…、マジで何しに来たんだ。お前」


(うわぁ…!怒ってる!怒ってるよ!サスケくん〜、やっぱりウザかったのかな〜…)

「きょ、今日は、文化の日で休みじゃない?だからそのー……」
サクラはしゅんとした様子で、サスケを見る。

「デートでもしたいってか。」

そうサスケがいったとたん、サクラの顔がぱぁっと明るくなる。

(わかりやすいやつめ)
「さっすが、サスケくんっ!!その通りWwデートしようよ♪」

サスケの腕を引っ張り、玄関へ向かう。

「はぁ…(俺、コイツにあめぇな)わかったよ、けどなぁ…サクラ」

「ん?何〜♪」

「何処に行くか決めてんのか」

「あ。決めてないや…」

サスケは本日盛大な溜息をもらす。そして一言。


「とりあえず、手ぇ繋いでブラブラすっか」

「!!うんっ!!」



手繋ぎデート
君となら予定がなくても











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