L-Dream
□Fate.7
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「今日は。龍は。どうやら。
友達の家でお泊りみたいです…」
「え、そうなの?」
「ってことは、今晩は私ら4人で騒いでOKですよー」
後ろで盛り上がる2人。
何だかんだで家に着いて、日野が立花を名無しさんちゃんから引き剥がしていた。
どうやら日野の嫉妬というのは本気らしいのだが……。
俺だって……
「んじゃあ、俺、買ってきた材料で飯作るわー。名無しさんちゃん手伝って」
「はーい」
「「俺達も」」
一旦座った立花と日野は立ち上がったが。
「いえ、お客さんですから^^」
という名無しさんちゃんの微笑みにまた腰を下ろす。
───…日野の様子がおかしいのかもしれない。