紅の魔術師
□−序章−
1ページ/1ページ
自分は何時から笑わなくなったのだろう……それが分からなくなるくらい、俺は長い間笑っていなかった。
笑うという事がどういう事かすら、分からなくなりかけていた。
きっと、あいつに会わなかったら、俺は一生笑う事はなかっただろう。
俺は今――自然に笑えているだろうか?
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ