元拍手文

□ある夏の日の会話
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『最近さぁ、あっちこっちで骸見るんだけど』

「確かにあいついろんな所にいるよな」

「おやおや、二人とも何をしているのですか」

『おぉ骸、ちょうど骸の話をしてたんだよ』

「それは嬉しいですね。どんな話をしてたんですか?」

「骸は神出鬼没ってはなし」

「おや、そうですか?」

『うん、ここ最近毎日会ってるよ』

「おかしいですね。僕は今週黒曜ヘルシーランドからでてませんが」

『ニートかよ』

「ニートじゃないです!内職がたまってて外に出れなかったんです」

『あぁ、そーなんだ。お疲れ』

「でもお前が会ってないって言っても現に俺達は会ってるから」

「どこで会ったのですか?」

『昨日はスーパー』

「一昨日は自販機」

『その前はコンビニ』

「それって…」

『夏になるとあのフルーツやけに推してくるんだよね』

「まぁ夏は暑いから、あのフルーツを便乗させやすいしな」

『でも毎日いくとこいくとこにあのトロピカルな香りが充満してるといい加減あきる』

「それって僕じゃないですよね!あの忌々しいフルーツのことじゃないですか!」

「自分のこと忌々しいって…滑稽だな」

「黙りなさいボンゴレ」

『忌々しいと思うんなら髪型変えればいいのに』

「この髪型は僕のトレードマークですから変えれません」

「まぁ今更髪型変えられても誰だか分かんなくなるけどな」

『そうだけど…少しは自重しなよ骸』

「だから僕は関係ないです!」

「関係なくはないから。管理人パイナップル見る度に骸思い出して吹き出してるから」

『周りからしたら不審者だよ』

「何でそこで僕を思い出したあとに吹き出す必要があるんですか」

『"やっぱパイナップルだよ骸さんは…"ってことで"ブハッ"みたいな』

「酷くないですか!?」

「しかたないよ骸、お前はそういう星のもとに生まれたんだから」

「やはりこの世界は僕が支配しなければ…」

『パイナップルを世界遺産にするためか』

「パイナップルはステータスだとか言って、パイナップルの生産量が多い所に多大な寄付をするんだな。日本だと沖縄とか」

「二人とも何を考えてるんですか」

『「骸のパイナップル帝国計画?」』

「クフフ…墜ちろ、そして巡れ」

『「ゲッ」』


骸が戦闘体制に入ったので強制終了


2010.08.30〜2010.09.05

 
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