好き好き好き好き。 私だけをみててよ、愛してよ。寂しいの。もっとかまって。 ほら現実をみて。ツナの追いかけた人はもうこの世にいないでしょ。 でも私ならここにいるよ。だからいつまでもその人の影を追わないで私のほうへ来て。 ツナが愛していてもその人は愛してくれない。いない者に愛してなんて無茶な話よ。 私はツナをずっと愛してあげる。ツナが私に愛をくれるというのならそれ以上の愛でかえしてあげる。 だからその人のことなんて忘れて。でないと…その人の死を無駄にすることになるわ。 せっかく私とツナが結ばれるためにいなくなってくれたのに。 ねえ、お願いだから愛して。 歪んだ愛情だと言うけれどこんなふうにしたのはツナよ。 だから責任とって歪んだ愛情ごと私を愛して。 愛して。 …… 愛してよ! パンッ (ああ、あなたの手で殺された) (これがツナの愛のカタチなのね) (それなら構わない) (もちろんツナにもそれ以上の愛をあげるから) (そこで待っててね) (ちゃんと迎えにくるから) ――― パンッ=銃声。伝わったかな…。 来週から始まるテストに怯えてます。 2011.09.28 |