サトシくん、僕は君のことが好きだよ 本当ですか!オレもNさんのことが好きです! ありがとう。じゃあ僕と一緒に来るかい? え?Nさんはどこに行くんですか? ちょっとね。サトシくんも気に入る場所だと思うよ なら行きます! 「あたしも行くー!」 「もちろん、僕も行きます」 「……ごめん、まだ今の段階ではサトシくんしか呼べないんだ」 「オレだけ?」 「…と、いいますと?」 「うん、式場の下見は二人で行きたいからね」 「なんだー。ならしょうがないわね、ってデント?!」 「しょうがなくない!Nさん、あなたにはサトシは渡せません!いや、渡しません!そもそも会って間もない二人が式場選びだなんて、」 「じゃあサトシくん、行こうか」 「え、あ、はい」 (〜ということでサトシは絶対に渡さな、ってあれ?サトシたちは?) (サトシたちならもう行っちゃったわよー。明日の朝帰って来るって) (あ、朝帰り?!サトシをテイスティングするつもりなのか、あの人は!僕だってまだ一緒に側で寝るだけで、それ以上の行為はしてないというのに!これはやっぱりサトシを奪い返すにはサトシが帰ってきてから体で覚えさすしか) (うん、デントは今度からサトシと別の部屋で寝てねー) (なっ…!) ――― アイリスさん正論。笑 なんだかとても残念なデントさんになってしまった。まぁNサトだからしょうがない← 因みに、N→サトシ(天然)。 2013.02.20 |