こねた

□雲雀
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きょーちゃーん、ハッピーバースデー!

うん

これプレゼントっ!ひき肉と人参と玉葱とその他諸々

何これ

だからひき肉と人参と、

そうじゃなくて。なんで食料品、それも調理前のものなの

きょーちゃんハンバーグ大好きでしょ。だからハンバーグの材料です

僕に作らせる気かい

まさか!きょーちゃんママに作ってもらうんだよ

そこは普通さくらが作るものだろう

無茶言うな

……さくら、料理作れるだろう

作れるけど作る気力はない。それにきょーちゃんママが作る方が断然美味しい

……

じゃ、きょーちゃんママに渡してくるねー

……。僕はさくらが僕の為に作ってくれることが嬉しいんだけどな


(いやあ、やっぱきょーちゃんママ特製ハンバーグ超美味しかった!)
(あらー、ありがとう。嬉しいわ)
(……)
(じゃあ、ケーキ持ってくるわね)
(あ、あたしそろそろ帰ります)
(…食べていかないのかい?)
(あー、ほら、もう暗くなるし)
(家、隣りじゃないか)
(ふふ、ケーキはさくらちゃんが作ってくれたから照れてるのね)
(うわああ、ちょ、何で言っちゃうんですかー!)
(…だからハンバーグは作ってくれなかったんだね)
(いや、うん、まあ…)
(せっかくなんだから食べていきなよ。今日は僕の誕生日なんだから、最後まで祝ってくれるんだろう)
(……しょ、しょうがないな!最後まで祝ってやんよ!ただし、ケーキが不味くても無理矢理食べさすからね)
(僕が残すわけないだろう)
(…さいですか)
(さくらが僕の為に作ってくれたケーキだからね。…ケーキ、ありがとう)
(い、いえいえ。…きょーちゃん、改めてお誕生日おめでとうっ)
(うん、ありがとう)


―――
最後何か無理矢理におめでとう言わせて終わらせてるのは、どうやって終わらせようか悩んで放棄したからですん←
当日に書き始めるの良くない。って毎回思う。笑

まぁそれは置いといて、ひばさんハピバ!

2012.05.05


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