こねた

□ツナ
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*注意

濁りのない綺麗な色。興奮する。
ペロリと少し舐めてみると何だか甘い。きっとさくらのだから甘く感じるんだね。
ああ、今舐めたことでオレの体内にさくらが染み込む。
二人で一つだね。一体となれるなんてこんな幸せはないよ。
もっともっとさくらを味わうためにオレは更に深くさす。
ドクドクと脈打つのに伴い溢れ出てくるそれをまた舐める。
ああ、またさくらがオレの体を巡り染み込んでいく。

甘く濁りのない、綺麗なさくらの赤いそれが。

オレの体内を流れる。

もう一度深くさせば動きは停止したが、溢れ出る赤い液体は止まらない。
全部オレが飲み干してオレの中でさくらを感じる。
一心同体になれるなんて、これ以上の幸せはないだろう。

(目の前で動かなくなったさくらの入れ物)
(今さくらはオレの中で脈打っている)
(未来永劫にオレ達は一つだ)

―――
ピンクい話かと思いきやただのヤンデレでした、ってのを目指したんだけどうん。失敗。笑

2012.05.22


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