こねた

□ツナ
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「ねーえ、ツナ」

「んー?」

「ぬいてあげよっか?」

「ヌっ!?変なこと言うなよ!」

「変って、、。あ、もしかしてツナ怖いの。やだー、かわいいー」

「は?別に怖いわけじゃ」

「ならいいじゃん。それに私、いろんな人から上手だねって言われてるから、安心して?」

「は?いろんな人って、、さくらが全部ヌいてあげてんの?」

「うん、ハマっちゃって」

「何してんだよ!さくらは女の子なんだから体を大事にしなきゃダメだろ!」

「そんな怒らなくても。ちゃんと滑りやすいようにクリームぬってからしてるから、大丈夫だよ」

「そういう問題じゃないっ!」

「いいじゃん、ツナのおこりんぼ。楽しいのに」

「楽しい?!、、分かった。そんなに言うならヌいてよ」

「任せとけ」

「でも、オレ以外の奴はヌいちゃダメだ」

「え?何で」

「なんでも」

「意図がよくわからないけど、まあ善処するよ。はい、じゃあ手だして」

「…手?はい」

「ん、ん?ツナ全然はえてないじゃん!なんだよ、ツルツルかよ羨ましい」

「は?ちょ、え?」

「ツナムダ毛はえてないからダメだ。やっぱ他の人のぬいてくる」

「まさか、ぬくって…毛のこと?」

「それ以外に何かあった?」

「う、わぁ…。ですよね。すみませんでしたっ!」


(ツナどうしたの)
(本当ごめん。もう今日はオレ、帰る!)
(え、あー、、行っちゃった)
(悪い女だな、お前)
(あらやだ、リボーン聞いてたの。私が悪いんじゃなくて、想像力豊かなツナが悪いんだよ)



2011.08.07
 

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