こねた

□六道
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私は隣りの席の男子が正直言って苦手だ。
何かと睨みをきかせてくるし、罵倒してくるし、なんなんだちくしょう。私が何をしたっていうんだ。
私はMではないので罵られても嬉しくないむしろ腹立たしい。

きっと彼と私は相性が悪いのだ。

「その彼って言い方止めてくれませんか。まるで僕が君の彼氏みたいで不愉快だ」

『自惚れんな。誰もそうは思わないから。つかお前が彼氏とかこっちから願い下げだ』

「骸さん自分から言っといてショック受けてるびょん」

「はぁ…めんどい」


―――
ヒロインのこと好きだけど素直になれない骸さんがかきたかった。
けどうまくいかなかった。

2011.05.21
 

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