復活

□豆での太刀打ち不可能
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『ツナ、今日は豆まきの日だよ』

「ああ、うん。節分だね

『いちいち直さなくていいよ。豆まきの日で伝わるって。さりげなくお前より常識もってますアピールすんなし』

「そんなことこれっぽっちも思ってなかったよ」

『まあいいや。でね、豆まきするには鬼が必要でしょ。そこで、』

「嫌だ」

『まだ最後まで言ってないから』

「どうせオレに鬼の役やれって言うんだろ。リボーン達も混ざったら容赦ないから嫌だ」

『そんなことこれっぽっちも思ってなかったよ』

「それさっきのオレの台詞。ていうかそうじゃなかったら何なわけ?」

『今年の鬼役は雲雀さんにやってもらおうかと』

「却下ぁぁぁ!」

『何故』

「そりゃお前雲雀さんに鬼の役だなんて、そんな危険なこと出来るかよ!鬼を払うどころか逆にオレらが殺られるって!」

『このヘタレが。だからダメツナって言われるんだよ。漢なら鬼くらい片手で捻り潰せや』

「物理的に無理。つーか雲雀さんを片手で潰すなんてことが出来てたまるか」

『雲雀さんはツナを片手で潰せそうだけどね。ぐちゃぐちゃに

「ひぃっ!」

『まぁ、そうならないように精々頑張って』

「頑張ってって…?」

『雲雀さんが鬼の役なのは決定事項ですから』

「はぁぁぁぁ?!」

『ではでは無事に豆まきが終了することを遠くから祈っております。チャオ』

「ちょ、」

「赤ん坊から聞いたよ。今日は草食動物を好きなだけ咬み殺していいんだって?」

「ひ、雲雀さん!」

「君が相手じゃあまり楽しめそうにないけど…。まぁいいや。ちょうどイライラしてたからね。ストレス発散くらいにはなるかな」

「ひィィィィィ!!」


豆での太刀打ち不可能


(おい、リボーン!いるんだろ!この状況どうにか、)
(うるせぇ。自分でどうにかしろ)
(そんなっ)
(ねぇ、ちゃんと本気出しなよ)
(だとよ、ツナ。さっさと超モードにならねぇと片手で潰されるぞ。ぐちゃぐちゃに)
(ぐちゃぐちゃって、)
(そうだね、お望みならぐちゃぐちゃにしてあげるよ)
(望んでねぇぇぇ!)


―――
何か若干初期ツナっぽい。
この豆まきでハイパー化したツナくんが全力で豆を投げる。そして雲雀さんはそれをトンファーで弾く。
んで途中で獄寺達が混ざって、はちゃめちゃなことになってればいいと思います。笑

2012.02.03



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