小ネタ

□ヒビキ
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サクラ先輩、好きです!

……はい?

だーかーらー、俺サクラ先輩のことが好きなんですって!

…あー。うん、あたしも好きだよ

マジっすか!よっしゃああ!

それじゃあまた明日ね

はい、ってちょっと待ってくださいよ!

え、何?

何か軽くないすか

何が?

いや、両想いなんすからもっとこう甘いムードを…

両想い?

え?

え?

いやいや、俺とサクラ先輩は相思相愛っすよね?

うん?まぁ普通にヒビキくん好きだよ。可愛い後輩だし

そっちぃいいい!ベタだけど、ベタだけど!

よく分からないけど少し落ち着きなよ

こんなに取り乱してんのは先輩のせいっすからああ!

そうなの?ごめん

あ、いや、そうじゃなくてですね…。いや、何でもないっす

?そう。それじゃあ

はい…

『あ…。あたし可愛い後輩の中で1番好きなのはヒビキくんだよ』

「!…でもやっぱあくまで後輩としての認識なんすね」

『…因みにあたしがその可愛い後輩の中で好きだと言ったのはヒビキくんだけだから』

「…え?」

『さらに言うと男の子の中で好きだと言ったのはヒビキくんだけだから』

「!それって!」

『じゃ、また明日ねバイバイ』


(サクラ先輩待ってくださいよ!今の言葉ってつまり、)
(待たないよ。また明日って言ったでしょ)
(明日まで待てないっす!今、って先輩顔真っ赤)
(ば、見るな見るな)
(もしかして照れたからそそくさと帰ろうと)
(え、知らない何のこと?それより早く帰らせて)
(サクラ先輩、真っ赤な顔して焦っちゃって可愛い!)
(かっ…!ああもう本当帰らせて!)

―――
先輩ポジションってステキじゃないですか?ヒビキくんみたいな後輩ほしい。てかヒビキくんがほし((殴

2012.03.24


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