寒い寒いさむいさむい。雪まで降っちゃって…何もう死ぬの? もうさ、どうしろって言うんだよ。重ね着だって動きにくくなるくらいしてるし、カイロだってお腹と背中に2枚ずつ貼ってるし、マフラーも手袋もタイツもはいてる。なのに寒いってなんなの? 12月でこの寒さなら1月とかどうなるの?あたし絶対冬こせない。 『ということで、これから3か月ほど有休ください』 何お前、このくそ忙しいのに有休?クリスマスやら正月やらで何かにつけてパーティをやる大変な時期に有休?むしろオレが有休欲しいんだけど。 パーティになったら雲雀さんの機嫌がすこぶる悪くなるし、そしたら骸と喧嘩するから屋敷も壊れるし。もうオレにどうしろって言うんだよ。そのうえなまえまで有休とったらオレはこれから何を生きがいにしていけばいいの? 「ということで、有休はとらせません」 は?別にパーティとかツナの生きがいとかよりもあたしのほうが深刻なんだけど。もう唇とか紫で顔に色がなさすぎるんだけど。これ色白とかいうレベルじゃないよ。 春になったら死ぬ気で頑張るから冬だけは休ませてください。 『お願いします』 ちょっとちょっと。オレ生きがいがなくなったら仕事できないよ。なまえに会えなかったらテンションがた落ちで病んじゃうよ。春じゃなく今死ぬ気になって冬こしなよ。本当オレなまえいないと死んじゃうから。 「お断りします」 『ツナのけち』 「なまえの分からずや」 『あたしが冬こせなくて凍死してもいいんだ』 「オレがなまえ不足で死んでもいいんだ」 『写真やら電話やらで乗り切ればいいじゃん』 「…!その手があったか」 『うん、だからあたしに有休』 「コタツ買ってあるからそこで仕事したら?」 『…!コタツがあったんだ。じゃあそうする』 「それじゃあ話も一段落したし休憩とろうか」 『うん、そうだね』 「……。てめぇら真面目に仕事しろ」 ビジネストーク (リボーンも休憩しなよ) (そうそうエスプレッソいれたげるから) (なまえ、オレはココアね) (…ダメ、あたし今ダイエット中だから飲みたくなるじゃん) (えー、オレはココアが飲みたい) (ツナはあたしが太ってもいいんだ) (なまえはオレが糖分足りなくてストレスためてもいいんだ) (…お前らいい加減にしてくれ) ――― とりあえず外にいると寒いって言葉しか思い浮かびません寒い。 |