おはようございます。今日も良いお天気ですね。え?あぁ、曇ってましたか。あなたがあまりにも輝いていたのでてっきり外は晴れているのかと…。そんなジッと見つめられると照れるのですが。またまた、蔑んでいる視線だなんて照れ隠ししちゃって可愛いですね。おや、そろそろ準備しないといけない時間です。もう少しお話していたいところですが遅刻をしては大変ですもんね。それではArrivederch。 『ねぇツナ』 「なに、ねーちゃん」 『また出た』 「また?ねーちゃん骸に何かしたんじゃないの」 『いやいやいや、ツナが何かしたんでしょ』 「何かしたっていうか、戦闘中にねーちゃんの写真落としちゃって拾われただけだけどね」 『持ち歩くなよ』 「だってまさか戦闘中に落として骸に拾われたあげくねーちゃんに惚れるなんて思わないじゃん」 『いや、だからそもそも持ち歩くなって』 「まぁ気にしなかったら良いんじゃない?」 『持ち歩くなってのは無視か。てか毎朝起きたら横に立ってるのに気にするなってのは無理かな』 「あ、オレ日直だからもう行くね」 『え、ちょ、話の途中だよ』 「行ってきまーす」 『おいぃ!』 ちくせう。どうやら今回の元凶である弟は助けてくれないよう。きっと夕方もあたしの部屋に来るであろう六道骸をどうやって追い返そうか、一日中悩まなければならないみたいだ。 とばっちり (弟が姉の写真持ち歩くってちょっとアレだよね) (それに六道も敵の姉に惚れるなんて、またベタな…) (というか関係ないあたしをまきこむのは止めてくれないかなぁ) |