Short story

□Bleach
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昨日の朝から始まり、今日でやっと今週の放送が終わった頃には、時計は12時を指していた


「藍染監督、終りました。」


「よし、ウルキオラ、そして特にグリムジョー。お疲れ様だ。今日の所はこれで解散だ。」


その合図を共にぐったりするグリムジョー
「やってらんねぇぜ。」

「お疲れだなグリムジョー。俺もやってらんねぇよ。」

黒崎一護が嘲笑い台本を鞄にしまう。

「るせぇな…終わったならとっとと現世に戻りやがれ。」

自分の帰刃のシーンだけでこんなに苦労するとは思いもしなかったグリムジョーはやれやれといった感じで録画された映像を見る。



「グリムジョー。ご苦労だった。最後のは良かったぞ。」


といってチオ○タドリンクをそっと差し出すウルキオラ。

「おっ…おう、悪いな。」

「悪くはない。ドリンク代は給料から天引「勝手に使うんじゃねぇ!」…煩いぞ。」
舌打ちをしてドリンクを一気に飲み干す


「グリムジョー。今日は久々に皆で酒の席でもしようと思っているが、参加するだろう。」

「おう…」

誘いというより命令口調のウルキオラ。


「藍染監督に頂いた酒が俺の自宮にある。ノイトラを呼んで運ぶのを手伝え」

「…。」



いつからこんなにウルキオラがお偉いさんになったのだろうか。




そもそも藍染がこのプロジェクトを立ち上げたときから、


彼への忠誠度が高いウルキオラはその高い地位をものにしていったのだ。



「おい、ノイトラ。後でウルキオラの自宮から酒運ぶの手伝え!」



「…チッ。おいネリエル。」



「嫌よ。」


「…;」

フイとそっぽを向いてノイトラは取り残される。



「…お前そろそろ告白でもしろよな。」


空のドリンクをゴミ箱に投げ、フンと笑ってノイトラを見るグリムジョー。


「うるせぇよ…;」
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