企画小説☆
□眠り姫
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――――――・・・
放課後
さっそく練習が行われた
「お姫様〜!!そのまま死ね!」
「コラ!キバ!!」
最後のシーンでおふざけをするキバ
少し本音がポロリ・・・?
もう一回やり直し
いよいよ最後の盛り上がり・・
王子様がキスをして
お姫様が目覚める・・・
実際は顔を近づけるだけでいいのだが
この美少年を前に我慢ができますか!!?
まして好きな人ですよ!!?
なんて変な妄想を繰り広げながら
シカマルの顔に近づく
触れる寸前でとめ
劇は最後まで行われた
「一通りやったけど・・やっぱみんなうそっぽい演技ね!
もっと自然にできないっ!?」
いのが監督みたいに台本を丸め
肩にポンポンのせながら前で喋る
「いの!あんたに言われたくないわっ!!」
サクラがすくっと立っていのに近づき
今にもケンカしそうな雰囲気に私は逃げる
とばっちりなんて嫌だからな・・・
ソソクサと教室からでて窓から覗く空を見る
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