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□テストと謙也
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『うぎゃっ！』
「何や？変な声出して」
『て、て、ふぇ、』
「日本語喋ってくれん？」
『赤点！追試！何で？』
「あー…どんまい、としか言いようがないな」
『何で？何で？』
「知るか！勉強の仕方が悪かったんちゃうか？」
『勉強なんてしてるわけないやろ！馬鹿か自分！』
「どっちが馬鹿や、ボケ！なんで勉強してへんねん！」
『面倒だからじゃハゲッ！』
「それでよう、何で赤点？！って言えたな、お前！」
『赤点なんて初めてなんですよ、すいませんね！』
「自業自得やろ、」
『うっさい！どうせ謙也やって赤点やろ？！』
「誰に言ってんねん！どれも平均以上や！」
『何でやねん！何でこんなヘタレが勉強出来るん？世の中くるっとる！』
「お前の頭がな」
『追試嫌やぁぁぁぁぁ！やっとテストから開放された思ったんにぃぃぃいっぃいぃ！』
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本当にテスト帰ってこなくてええよ。
いや、マジで。