♯04 クラリネットとピアノの為のソナタ/L.Bernstein
Sonata for clarinet and piano
1楽章
Grzioso
2楽章
Andantino-Vivace e leggiero
演奏 : ゆえ (Clarinet), 天音 (Piano)
バーンスタインといえば指揮者として
の活躍が目立つが、作曲では特に『ウ
エストサイドストーリー』が有名で、
クラシックに馴染みの薄い人にもよく
知られているだろう。
『このクラリネットとピアノのための
ソナタ』はカーティス音楽院で学んだ
直後、バーンスタインがまだ23歳の頃
の作品である。
1941年からフロリダ半島の南にある
キーウェスト島に花粉症の療養のため
出かけた際に着手し、翌年1942年に完
成した。
出版された彼の作品の中では最も古い
ものである。
2つの楽章から成り、新古典主義的な
手法やシンコペーションやグリッサン
ドなどジャズの要素を取り入れた、多
彩で抑揚に富んだ魅力的な作品になっ
ている。
1942年にバーンスタイン本人のピアノ
とデーヴィット・グレーザーのクラリ
ネットで初演された。
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また余談ではあるが、結婚もして三人
の子供がいたにもかかわらず、同性愛
者を公表していたということも今後の
放送内で考察していくべき注目点であ
る。
また余談ではあるが、この曲の作曲さ
れた当時のバーンスタインの23歳とい
う年齢は、演奏者のこよなく愛する折
原臨也と同い年である。滾る。