悲しみ・憎しみ・怒り

□V.事実
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=屋上=





へ〜っ



ここけっこういいじゃんw




授業サボるときはここにくるか




あっ、そうだ




『あの、名前教えてくれない?』



じゃないと呼びにくいし・・





「!!あっ、私、笹川京子っていうの」


「私は黒川花・・。」





可愛らしい子が京子で黒髪の子が花ね・・・






「えっと・・・名無しさんさんにききたいことがあるのですけど・・・」





『あら・・なに?』




「天川姫乃って人知ってる?」






天川姫乃・・・





あぁ、裏猫のことか・・・







『えぇ。知ってるわ』







「なら・・・天川さんのことどう思って・・・ぃ・・るの・・ですか・・?」






どう思ってるって言われても・・・


今日初めて会ったし・・・





「印象とかでいいから・・・」





印象・・ねー・・






『天川さんねぇ・・・。あぁいう人に限って裏があったりしそうね・・』








まぁ、あの女もマフィア関係だからしょうがないけど・







「「・・・。」」












この子達なにかいいたそうね・・・




たぶん裏猫になにかされてるんだろう・・・








・・・。






任務とは関係ないけど・・・










なんか・・この子達を守ってあげたい・・






普段のうちならありえないけど









裏猫から助けてあげよう・・










『私でよかったら言ってくれないかしら?』





「「・・!!」」






『私があなた達を助けてあげる』











そして、ついでに裏猫の企みとやらを阻止してみせる










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