悲しみ・憎しみ・怒り

□[.現実
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=病院=




『笹川京子さんと黒川花さんの病室はどこでしょうか?』




「1045号室です」



『ありがとうございます』








病院に行くまで私達は黙ったままだった



ボンゴレ]世は今までのことの罪悪からか微かに体が震えていたのは分かった




でも病室はもう目の前。

覚悟を決めてもらわないと困る






「名無しさんちゃん・・・。」



『・・・なに』



「俺・・・今更京子ちゃん達に顔見せれるのかな・・・」






そんなことずっと考えてたのか・・・


自分から行きたいと言っておきながら






『2人には自分が今までしてきた罪をしっかり償うことね』



「・・・っ」



『行くよ』








ピ・・ピ・・ピ・・ピ・・




一定の速度で聞こえてくる機械音



それは彼女たちに命があると証明している音だった





(彼女達はだれですかー?)


今まで黙ってたフランが私にきいてきた


『裏猫の餌食になった子たち・・・』


(!!)






そういった後私は京子さんと花さんのそばにより2人の手をそっと握った




『・・・私があの時教室に戻らず屋上にいたらこんなことには・・・』




(名無しさん・・・)





自分の情けなさに涙がでてきた・・・


ホント馬鹿みたい・・・






「・・・俺のせいだ」




『ツナ・・・?』




「俺がちゃんと京子ちゃんたちを信じていたら2人はこんなことにならなかったのに・・・!!!」






涙を浮かべながら言う姿に‘後悔するくらいならなぜ信じてあげなかった’なんて思ってしまう自分がいた






「俺は・・・俺は誰より支えてくれた大切な人を裏切ったんだ!!!!」















































































「・・ッ・・ナ・・・・・・く・・・ん」





























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