***sTorY***

□復讐
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「んん…ん!?なんだ!?」

ギシギシとベッドの揺れる音がする。

「あ、起きましたかァ?土方さん。」

「起きましたか?じゃねーよ!なんだよこれ!!」

「なにって…
ベッドに土方さんの両手を縛り付けてるんでさァ。」

「は!?なにやってんだ!?」

「いや、だからァ…ベッドにね」

「その説明はもう聞いた!なんで、こんな事してんだ!?」

「うーん…復讐?」

「復讐?て、おまっなんで疑問形なんだよ!」


そう。復讐だ。
俺ァ、土方さんに復讐する為に
寝ている隙にベッドに両手を縛り付けた。
なんの復讐かって?
それはこれからのお楽しみってこった!


「復讐って言っても、悪い話しじゃありませんぜィ」


ニヤリと笑みを浮かべる俺を睨みつけながら怒鳴り声を上げる


「…両手縛り付けられて、悪い話し以外にどんな話しがあるんだよ!!」


「土方さんを、気持ちよくしてあげますぜィ」


「気持ちよく?
総悟…意味わかんねぇ事言ってねーで
早くコレ外せ!!」


「嫌でィ!
いっつもいっつも俺ァ土方さんに
良いようにイカされてばっかで…
俺だってたまには土方さんをイカせてぇ…
男のプライドってもんがあるでさァ。」


「あのなぁ…
バカな事言ってねぇで
いいから外せよ。」


「土方さんは黙って気持ち良くなってりゃいいんですよっ!」


ジタバタと暴れる土方さんをなんとか押さえ込み
馬乗りになる


「よいしょっと♪」


「…総悟、なんでそんな楽しそうなんだよ?」


「そりゃ、今から土方さんがアンアン声出すかと思ったら
楽しくてたまんねぇんでさァ」


身をよじるのもお構いなしに
シャツのボタンを外す
はだけた胸元の逞しさに胸が高鳴る


チュッ


あちこちに口づけを落とし
チロチロと舌を這わせる


顔を見上げると
土方さんは余裕しゃくしゃくな表情を浮かべる


くっそー!!!
絶対に気持ち良くしてやる!!


逞しい胸や乳首、薄く割れた腹筋に舌を這わせる


「ふふっ」


時折声が漏れるがそれはどれもくすぐったそうなものばかりで
甘い声とは程遠い…


むうううう!!!


いいさ、余裕こいてられるのも今のうちだけでィ!
こっちがダメでも
さすがにあっちなら…


ズボンに手をかけ
チャックをあけ
トランクスから土方さんのモノを取り出す


沈黙かよ!!!!


キッと睨みつけると
にへらっと笑みを浮かべられ頭に血が上る


まだ柔らかいソレを軽く握り
ゆっくりと上下に扱く
いつしかそれは芯を持ち、熱を帯びる


「くっ…さすがに、それは…」


切なげな表情を浮かべ、頬を赤らめる土方さんを見ると
胸がきゅうううんと締め付けられる


優越感!!!!


たまんねぇ!
先から溢れるぬるぬるを丁寧に塗りつける
クチュクチュと卑猥な水音が響く


「んっ…は…総悟…くっ」

「土方さん、気持ち良いんですかァ?
もっと気持ち良くしてあげますぜィ…」


チュッと硬くそそり立つものに口づけをする


熱い…
土方さんが俺の手で感じてくれてる
胸の奥からじわりと暖かい感情が溢れる


初めて口にするモノは
あまりにも熱くて
唇がピリピリと熱を持つ

「んっ…んむ…んん…
土方さんの…熱い…むぅっ…」

「総悟!?おまっ…そんな事…
ぁっ…くっ…」


土方さんの気持ち良さそうな顔を見ると
俺の下半身は熱くなっていた


「はぁ…」


「総悟?辛いんだろ?
俺もしてやるから、手、解けよ」


「嫌でィ!俺が、気持ち良くするんでさァ…」


「総悟…無理すんなって…くっ…んっ…ぅっ…」

「土方さぁん、もっと甘い声だしてくだせぃよぉー!」

思わず漏れる様な声も悪かねぇが
いつも俺が出してるような声を上げさせたかった
これはやっぱりヤるしかねぇか…


「よいしょっ」


そう掛け声をかけ
ズボンとトランクスを脱ぎ捨てる


ぶるんっと硬くそそり立つモノが天を仰ぐ
土方さんが驚いたように見つめると


「まさか…入れる、とか言わねぇよな?」


「は?入れるに決まってるじゃねぇですか
なぁに言ってるんですかァ?」


「ちょ、それはさすがに…無理だって。」

「なぁんで?
いっつも入れてるんだから
俺、一人でだって入れれますぜィ!」


「えっ!?あ、ああ…そぉだな。うん。」


ふに落ちない返事だか
いまはイカせるのが先だ
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