***sTorY***

□媚薬
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バキッゴキッ!
ぐぉっ!


変な音と声が響く
そろそろと目をあけると


「呼んだか?」


カチカチとタバコに火をつける土方さんが立っていた
足元には犯人が転がっている


「土方…さん」


「おま…なんつー格好してんだよ!!」


っつ///////


目の前に立つ土方さんは夢なんかじゃないか
そんな気持ちになっていたが自分の格好を指摘され顔が真っ赤になる

手足を縛られ
はだけたシャツに
ズボンは膝まで下ろされ
トランクスがまる見えになっている
そんな姿を土方さんに見られている
カッと体が熱くなる


「みっ…見ないでくだせィ…」


「見てねぇよ!!
とりあえず…手足、解いてやるから。じっとしてろ。」


俺の前に肩膝を付き、後ろ手に縛られた紐を解こうと手を伸ばす


「かってぇな…くそっ」


土方さんの顔が胸の前にある
呟く度に吐息がかかり息が漏れる


「んっ…ふぅ…」


「やっと解けた。次は足、解いてやるから。」


ぐっと屈み足の紐と格闘している


「くそっ!なんでこんなにかてぇんだよ。」


土方さんの頭が下半身の前で上下する
薬の回った頭に土方さんにフェラされる映像が浮かぶ

「ゃっ…んん…」

自分の想像に欲情は掻き立てられ
体の疼きが増す

「どした?さっきから変な声出して…
もう解けたから、な。」

土方さんに見上げられ
ドクン!と心臓が跳ねる

やべぇ
やべぇやべぇやべぇ
舐められてぇ
半開きの唇に釘付けになる

「総悟?立てるか?」

自分の考えにハッとする

「大丈夫…でさァ。」

早く、早く帰って自分でどうにかしねぇと…
なんとか立ち上がり、ズボンを引き上げようとしてふらつき
抱き留められる

「お前、本当に大丈夫か?」

土方さんの太ももにぐっと下半身が押し潰される

「ひゃっ!んっ!!」

「総悟?お前、どぉしたんだ?」

「んっ…んんっ…ふっ…」

理性は弾け、新たな快楽を求め腰がかくかく動く
太ももに自ら下半身を押し付ける

「総悟っ!なにやってんだ!!」

先端からぬるぬると透明な液が溢れトランクスに染みをつくり
わずかにクチュクチュと音を立てる


「ぁっ…土方さんっ…辛いんでさァ…んんっ…助けて…くだせィ…はあ…」

驚いている土方さんの首に手を回し、引き寄せる

「ん…んん…はっ…」

舌を深く絡ませキスをする

「助けて…くだせぃ…
薬、打たれて…体が疼くんでさァ…」

「薬って、お前…大丈夫か?」

「んん…んっ…ん…」

腰は止まらず更なる快楽を求める
ぬるぬると下半身は滑りトランクス越しの刺激がもどかしくなる
刺激が足りない
もっと、もっと、もっと…


「土方さぁ…」

「んな、切なそうな顔すんなよ…
わーったよ。俺がなんとかしてやるから
とりあえず戻るぞ?」


ここから頓所まで車で30分…


「無理…でさァ…気が変になっちまう…くっ…」

困ったように頭を掻くと短く一言呟く

「座れ。」

「へィ…」

わけがわからないまま従い、椅子に座る


土方さんが
はぁ、とため息をつき
俺の前に両膝をつき屈み
トランクスに手をかける
硬くそそり立つものを握ったかと思うと
いきなり口に含まれ激しく舌を動かされる


「ひゃぅっ!んっ!!土方さっ!あっ!あああ!」

「気持ちいいか?」

「んっ…んん…気持ち…ぃぃ…はっ…あっ…もっと…」

「薬のせいとは言え、エロ過ぎるだろ…」

「違っ!だって…あっ…あんっ」

言葉では否定しても
自然と土方さんの頭を抑えこみ
腰が揺れる

「くっ」

苦しそうな表情を浮かべながらも
口を離す事なくフェラを続けてくれる
そんな姿に欲情は掻き立てられる

「あっ…ああ!イクッ…あっあっ!ああああ!!」

頭をぐっと抑え、咥内に思いきり熱を吐き出す。

「ゲホッ!ゲホゲホッ!うっ!!
総悟!!てめぇ!!」


顔を真っ赤にし、涙目で見上げる表情にたまらなくなる


「土方さん…」

「お前…まだ硬いまんまじゃねぇか…」

驚いたように下半身を見つめる
一度吐き出しただけでは
疼きは治まらず
新たな快楽を求め
ひくひくと痙攣する

「とっ、とりあえず
ちったぁマシになったろ?
他の隊員が駆け付けるかもしれねぇから
いったん、車に戻るぞ!」


さっさと俺の身なりを整え
手を引き車に連れていかれる
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