***sTorY***

□虜になった?〜虜になってね U〜
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「へィ。じゃあ…」

俺の返事に満足したように頷き
そいやタオルケットあるとか言ってたよな
と、ぶつぶつ言いながら車内を物色している
手頃なタオルケットをふわりとかけてくれる

「ありがとうごぜぇやす。」

旦那の優しさに触れ、どぎまぎする。

「どぉーいたしまして。」

優しく微笑む旦那を見て、月明かりの下でされたキスが蘇る
つられるように、さっきの情事も蘇り
体が熱くなる…
ほんとに熱あんじゃねぇか?

これ以上、旦那の顔を見ていると本当に熱が出そうな俺ァ、ごろっと横向きになり、旦那に背を向ける

ふわっと風を感じ、すっと頭を撫でられる

時折、耳や首筋に手が掠め
ビクッと体が震える

旦那の手ってなんでこんな気持ちいいんだろう…

変な気持ちになりそうなのを払拭すべく
頭をぶるぶるっと振る

「ちょっ…沖田っ…くん…」

漏れるような声が聞こえ旦那を見上げると
切なげな表情を浮かべ、少し頬を赤らめている

どくんっと胸が跳ねる

「旦那、どぉしたんですかィ?」

「あの…あんまりグリグリされると…
その…気持ち良くて…
起っちゃうから…ね。」

困ったように囁かれ
言葉の意味を理解すると同時に一気に体が熱くなる

俺っ…頭で旦那のを…

「すいやせんっ!」

思わずぐるっと寝返りを打ち、体を旦那の方へ向け謝る

「んっ…いや、だから…
ぐりってされると…」

「ああ!ほんと、すいやせん!!
俺、やっぱり…座ってます。」

「いーからいーから。寝てな?」

起き上がろうとするが
ぐっと肩を押さえられ身動きが取れない

旦那は少しだけ息を荒くしている。

なんか…
見たい!!
旦那の気持ち良さそうなとこが
もっと見てみたい!!
さっきは後ろからだったから良く見えなかったし…

旦那の…硬くなってんのかな…
目の前にはちょーど旦那のモノ。
ズボンの上からじゃ良くわかんねぇな。

スッと手を伸ばし、触れてみる。硬い…

体がビクッと震え、驚いた顔で見下ろしてくる

硬くなったモノに触れ、中に入れられた硬さと熱を体が思い出す
旦那は驚きながら声をあげる

「おっ沖田くん!?」

「しーーーっ。」

口に人差し指を当てると
ハッとしたように口をつぐむ


少しだけ上下してみると
そのたびにピクピクと痙攣し、肩を押さえる手に力が入る

旦那は切なげにはぁ…と吐息を漏らし頬を赤く染めている

すんげぇ色っぽい…
気持ちいいのかな?
でも、これじゃ触りにくいな…

慌てる旦那をよそに
チャックを下ろし、中から硬くそそり立つモノを引きずり出す

でけぇ!
こんなのが入ってたのかよ…
初めて目にする旦那のモノは予想よりもでかく
ぬるぬると透明の液を垂らしながら
ヒクヒクと痙攣していた

むんっとするような甘い香りが漂い頭がクラクラする
目の回りを赤くし、息が乱れた旦那を見ると
なんだかたまらない気持ちになり
そっと舌先を這わせてみると
ビクンッと体が震え、さらにとろとろと溢れだす
下から舐め上げてみる

「んっ…く…」

唇を噛み、声が漏れないように堪える旦那を見ると
理性が吹っ飛んだ。
ぐっとタオルケットを引きずり上げ、頭まで被る
たまらず口に含み、上下する
そのたびに漏れる吐息に体は熱くなるばかりで
気付いた時には音を立てないように
必死に舌を絡ませていた

「ぅ…くぅ…はぁ…はぁ…っつ…」

初めてだから、上手に出来てるかはわからねぇが
俺にだけ聞こえる大きさで漏れる声に腰が痺れ
ただ夢中でしゃぶる

ぐいっ頭を押さえられる
旦那のモノが口の中でさらに大きく、熱くなる

「…く…ィク…ぅっ…くぅ…」

耳元で熱くささやかれ、ドクドクと口の中に勢い良く吐き出される

そのまま垂れ流すわけにもいかずに
必死で飲み込むが、大量に吐き出される液に追いつかずにむせてしまう

「げほっ!げほげほっ!うっ!」

「わっ!沖田くんっ大丈夫?」

「っ…へィ、大丈夫でさァ…」

はぁはぁと肩で息をする
体に熱が篭ってるみたいに熱く腰が疼く

「沖田さん、大丈夫ですか?」

山崎も心配そうに声をかけてくれる

「おう、大丈夫でィ…」

息が詰まりそうになり、少しだけ涙が浮かぶ
旦那を見上げると
キュッと眉を寄せ、切なそうな表情をすると

「熱、測るか。」

そう言うと
近づいてきて、そっと口づけを落とされる

「ちょ…だんなっ…」

小声で抗議の声を上げるが取り合ってはもらえず
何度も何度も口づけをされる

チューッと唇を押し付けられ、胸がキュンっとなる
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