***sTorY***

□虜になった?〜虜になってね U〜
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旦那がすっと起き上がり

「あー。ちょっと熱っぽいわ。」

山崎の方に声をかける

「ってか、旦那も顔赤いですよ?さっき、熱っぽいって言ってたし…
1番後ろの席、倒すとフラットになるんで
二人で横になってたらどうですか?」

山崎が提案をする。

「あー、そうなの?じゃあ、そうさせてもらうわ。」

旦那はあっさりと返事をし、後ろの座席に手を伸ばしさっさとフラットにする

ずるっと背もたれの上を滑るように移動し
こちらに手を差し延べる

風邪とは違った意味で体が熱くなっている俺ァ素直にその手に掴まる

なんとか後ろの席に移動して
横になると少しだけ楽になる

旦那も俺の横にごろんっと寝転ぶ
抱き抱えるように引き寄せられ
ドキドキと鼓動が激しくなる

クイッと顔を引き寄せられ
さっきとは全く違う、深く濃厚な口づけをされる

「んっ…んん…はぁ…」

舌で上あごを撫でられたりと咥内を舐め回される

「はぁ…ぁっ…ん…」

息をするので精一杯になっていると
下半身をいきなり撫であげられる

「ふぅっ!んっ!んん!」

声が漏れないように舌を深く深く差し込まれる

苦し…でも気持ちい…

「硬くなってる…さっきので興奮した?」

ふふっと笑いながら意地悪な声で囁いてくる

「違っ///////」

自分のした事が急に恥ずかしくなり
旦那に背を向けると
後ろからギュッと抱き寄せられ
下半身を触られる

ビクンッと体が震え、漏れそうになる声を唇を噛み堪える

「俺は、すげぇ興奮した…
沖田くんがあんな事してくれるなんて…
しかも全部飲んでくれたから、嬉しくて…
イッたのにまだこんなになってるんだよ。」

そう囁きながら耳を甘噛みし
硬くなった俺のモノをゆっくりと扱き
お尻に硬いモノを擦りつけてくる

「んっ…んんん…」

背中がゾクゾクして腰が疼く
ズボンをするっと下ろされ
くちくちと下半身を刺激される
旦那のモノをくわえてる時から硬くなっていたものは
透明な液が溢れ既にとろとろになっている

「いつからこんなにしてたの?
沖田くんは、やっぱり厭らしい子だね」


ふるふると首をふると
お尻に手を沿えられ
さわさわと優しく撫で回される

「ふっ…んん…」

じれったい刺激に奥が疼き、旦那のモノにお尻をこすりつけていた

「ちょ…そんなに腰振って…欲しい?」

またしてもくちくちとお尻に宛がわれたモノを行ったりきたりと焦らされる

コクコクと頷くと一気に奥まで突き上げられる

「〜〜〜〜!!!!!!」

声にならない叫びがあがる

「あんま激しくすると、怪しまれるから
ゆっくりね。」

車の揺れに合わせるように
じっくりゆっくりと中を擦り上げてくる
じわじわと旦那のモノに侵されていく感覚がたまらない

「ん…ふぅ…んんっ…ん…はぁ」

我慢してはいるがどうしても少し声が漏れてしまう

「沖田さーん!起きてます?道なんですけど…」

いきなり山崎に声をかけられギクリっと体が固まる

「くっ…」

後ろから切なそうな声が漏れる

「あー。寝ちゃったか…
まぁいいや、地図で確認しよっと。」

呑気に流れる音楽に合わせて鼻歌を歌いながら
ぺらぺらと地図をめくる音がする

はぁぁぁぁ
焦ったああああ!

旦那も同時に深く息を吐いている

「沖田くん、すっげぇ締め付けてくるから
イキそうになっちゃったよ…」

ぼそぼそと呟くと、腰をさっきより少し早く打ち付けてくる

ちょ!ばれるって!

そう言いたかったが口を開くと漏れるのは甘い声になってしまいそうで
必死に我慢する

「ん!んんっ!んっ…はっぁっ…ん…」

「やべぇ…止まんねぇ…」

さらに早く腰が打ち付けられる

「ここ、道悪いなー。」

そんな山崎の声が聞こえてくる

「バレそうにないね」

うれしそうに囁くと
奥へ奥へとズンズンと突き上げてくる

初めのゆっくりとした動きに焦らされていた体に
激しい快感が襲う

「んっ!んんっ…!!ィ…く…ん!んんんっ!」

「くっ…沖田く…んっ…くぅっ…」

二人同時に果てた
フラフラになっていたがなんとか後処理をすませ
意識を手放しかけている俺に旦那が囁く


「虜になった?」

虜に…なってる
そう思いながらも言葉にする前に意識を手放した






END**
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