***sTorY4***

□包帯遊戯
1ページ/3ページ

なんだ…頭がぼーっとする…ここ、どこだ?


ぼんやりする頭をぶるっとふり、辺りを見渡す


見慣れない部屋…


霞む目を擦ろうとするが、腕が動かない


なんだっ、これっ
手が…動かねぇ!足もっ、どう、なってんだ?


確か、俺…アイツを追って、それで


「よぉ、眠り姫はやっとおめざめか?」

「高杉ィ!てめぇっ、なにしやがるっ!」

「クククッ、そう睨むなよ。可愛い顔が台なしだ。」

「なっ、なにバカな事!それよりっ、ほどきやがれ!」

「せぇっかく捕まえたんだ、誰が離すかよ。」

「捕まえたって、そいつぁ俺の台詞でィ!」

「でも、捕まってるじゃねーか。」


くそっ…ギリッと唇を噛み締め
ようやく慣れてきた目を下ろすと


手足を包帯で縛られ、全身にも包帯が巻かれていた


「なん、でぃ…これ…」

「くくくっ、可愛い可愛い姫を閉じ込めるために縛ったまでよ。」

「高杉…なにわけわかんねーこと…」


邪魔するから捕まえたとか
真選組が憎くて捕まえたとかじゃねーのかよ…


「細かい言はきにせずに、楽しもうじゃねーか。」

「っは!こんな状況で何を楽しむって言うんでィ!」

「こんな状況、だからこそだろ?」


顎を持ち上げる指がするりと滑り
背中がゾクッとする


「んっ!んー!ん!!」

「暴れるなよ、キスくらい…どうってことないだろ?」

「バカっ、やめっ、んむっ!んんっ、はぁっ、は…」


舌が妖しく絡み付き、あちこちを擦りあげられ
腰が痺れる


「はっ、は…なにしやがる…」

「くくくっ、たまんねぇ…いい表情するじゃねーか。」


ニヤリと微笑む瞳は底冷えするような冷たい光を放つ


「高杉ィ!いい加減にしやがれ!」

「そう怒鳴るもんじゃあるめぇ…お前がだす声は甘い泣き声で充分だ…」


高杉の手元がキラリと光り体が震える


「短刀…?」

「傷つきたくなけりゃ、じっとしとけ。」


じわりと嫌な汗が流れる


胸元の包帯を引っ張り、切り裂いていく


体をすこしでも動かすと刃があたるんじゃないかと気が気じゃない


「そうやって、大人しくしてりゃぁ酷いことはしねーよ。」


切り裂かれた部分に視線を落とすと乳首がまる見えになっていた


「高杉っ…からかうのもいい加減にっ」

「からかう?俺ぁ本気だぜぇ?隊長さんよ…」


鋭い目線にビクリと震える


「んぁっ!なにすっ、や、め…んん!」

「可愛い乳首してるじゃねーか。」


曝された乳首を巧みに弄る


「ひっ、やぁ、も…やめっ、ん!」

「ここはもっとして欲しそうに硬くしてるぜ?」

「違っ、高杉ぃ…や、あ。」


くにくにと押し潰したり、引っ張ったりと
執拗に愛撫され、腰は確実に疼きだす


「おっ…こっちも、いい形になってきたな…」


しなやかな指が熱を帯びた下半身をすっと撫でる


「んんっ!や、め…んー!」

「くくくっ、包帯にシミが出来てきた…」


シュッシュッ…
軽く包帯の上から扱かれているだけなのに
浅ましくもそそり立ち、先端を濡らす


「見えるだろ?」

「嘘だっ、ちが…あぁっ、あ…」

「信じたくない気持ちもわからなくねーが…認めろよ。」


包帯から引きずりだされた下半身はヌルヌルとテカっていた
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ