coupling
□朝ごはん
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マセレン×ヘタレン
「マセくん、朝だよー起きてー」
ヘタの役割は朝寝起きが悪いマセを起こしに行くこと。イケやツン、ヤンが起こしに来てもなかなか起きなく、ヘタが起こしたらすんなりと起きる様になった。だから、寝起きの悪いマセを起こす係はヘタになった。
「んんー…」
「マセくんってば、朝だよ。ご飯も出来てるから冷めちゃうよ?」
唸り声をあげてまだ起きたくない、と主張するヘタはマセの身体を揺さぶって起こす。マセは起きるまで揺さぶられると思ったのか、重い瞼を開け、その瞳にヘタの姿を捉えた。
「あ、起きた?」
「ん。今日もヘタは可愛いなぁ」
「な、何言ってるの。ほ、ほらっ、朝ごはん冷めちゃうから早く来て」
マセの言葉にヘタは頬を紅く染めて、早く食卓に来る様に言う。が、マセはヘタの腕をグイッと引っ張り、ヘタをベッド上に押し倒した。
「!? まっ、マセくん! ちょっ…」
「そんな可愛い顔されたら、朝ごはんどころじゃなくなるなぁ。まずはヘタを食べなきゃ」
「なななな…っ! ボクは食べ物じゃないよっ」
「あははー。ホント可愛い」
「んっ、マセくんっ、まだ寝惚けてるのっ?」
マセはヘタの首筋に唇を寄せ、吸い付く。白い肌に映える紅い華。
「ちゃんと起きてるよ。今はご飯よりヘタ優先。いただきまーす」
「やーっ!」
朝ごはんは愛しい君
(なぁ、来るの遅くねぇ? 起こしに行くだけにこんな時間掛からねぇだろ)(…マセがヘタを襲ってんのかな…)(はぁ? ったく、あンのバカ。メシ冷めるっつーの)
2011.06.11
マセ×ヘタでした。
朝ごはんは5人で食卓囲んで食べる設定。
最後のセリフはツンとイケでした。
ちょっ…マセ、朝から何美味しいことを…(^q^)←