P3P夢の世界へGO

□君は僕の
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「…………」


あれから何日が経っただろう。
気付けばムーンライトブリッヂに来ていた。

月はまだ半月。
それでも十分な明るさだった。

「そろそろかな…」

時計を見れば、もうすぐ0時を指そうとしていた。

不意に、辺りの雰囲気がいっぺんする―


「21度目の…影時間」


車が止まり、人々の姿が消え…世界は薄暗い緑と、所々の赤にかわる。


静寂――
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