IFの世界 〜梔子隊編〜
□第六話
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大会五日目、本選第三試合。
今大会における準々決勝が行われている。
「この調子だと、明日には決勝だね」
「…………ああ」
「やっぱり、決勝は俺とお前かな?」
「さあな」
神田が先に試合を終わらせて昼飯を食べながらそんな話をした。
「………………」
亮と同じ仮面を付けた人間が二人の後ろを通り過ぎた事にも気が付かずに。
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