中野腐男女学園物語

□その七
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昨夜と同じ場所にボンゴレは呼び出された。


「今日は守護属性不問でいく」
「え?! どういう事?」


曜介の言う意味が理解出来ないらしく、頭に「?」を浮かべるツナ。
その様子を見た蓮次が指を鳴らしながら前に出た。


「よーわからんけど、俺らの誰かが出てもエエっちゅう事やろ」
「そういう事」


うらぁが蓮次に答えながら前に出る。
彼と戦えるのが嬉しいらしく、笑みを強く浮かべながら。


「試合、開始!」


二人は武器を取り出す事無く、殴り掛かった。


「喧嘩スタイルの蓮次君とプロレススタイルのうらぁ、この勝負どう見る?」


二人が各々のスタイルで戦っているのを見ながら、ボンゴレサイドに聞こえない様にまりるが浦正に問い掛けた。


「体格差、筋力差から言って浦ちゃんが不利だな。ロープが無いからスイングDDTも使えない。でも」
「でもうらぁなら木をロープ代わりに攻めるかもしれない」
「ああ」


言っている側から木の幹をリングに見立ててプロレス技を決める。
蓮次は離れる際、お返しとばかりに殴り返すのも忘れない。


「楽しいなぁ! こないに殴りおうたんは浦正以来や!」
「それは、どうも!」








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