IFの世界のIFの話

□赤也誕生日記念
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9月25日、それは『切原赤也』が産まれた日



しかし彼らにとってみればそれはただの記号に過ぎず



少し前からではあるが、彼にとってもそうであった










『切原赤也』の誕生日当日、部活終わりにジャッカルが大きな包みを渡した。


「赤也、ほれ」
「なんスか? これ」
「今日お前の誕生日だろぃ? こずかい貯めて皆で買ったんだ。大事にしろよぃ」


赤也が包みを開けると、中から学校指定のマフラーが姿を見せた。
実は、以前使用していたマフラーをあちらの世界で紛失してしまっていたのだ。


「先輩、ありがとうございます!」


無邪気にはしゃいで見せた後、丸井と幸村と三人で赤也は帰路についた







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