捧げ物

□マントはセーフだ!
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あー眠いなぁ…
いいや、寝ちゃお!

寝るために机に
突っ伏そうとしたら…
なんか視界の端に
蠢く物体が…

前「む、虫ぃぃぃ!!みぎゃぁぁぁぁあ!!」
鬼「ど、どうした前田!」
前「む、虫っ!しかもイモムシ系とかぷぎゃぁぁぁ!!」
鬼「とりあえず落ち着け!」
修「だ、大丈夫か?」
里「なんかすごい叫び声だったけど…」

すごい不思議そうに
首傾げるりかっぺ…
まじマイエンジェル!

前「りかっぺぇぇぇ…私の机に虫がぁぁぁ」
里「虫?…ああ!これかぁー」

…え?いやちょ
何してるのりかっぺ

里「はい、とったよ!もう大丈夫だよ」

満面の笑みのりかっぺ
ちょーかわいいっ
でも虫片手にいやぁぁぁ

里「え、どうかした?」
鬼「五十嵐、今…」
前「な、なんで虫大丈夫なの!!」

こんなにかわいいのに
虫触れるなんて
ギャップ激しすぎる…

修「里佳は昔から平気なんだ」
里「攻撃してくるのとか黒光りしてるのは嫌だけどこれくらいなら平気だよ?前田ちゃんが無理なのが意外だなぁ」
前「うぇー…気持ち悪いじゃんかぁっ」
鬼「触れなくもないが好きではないな」
修「嫌いでなくても気にはなるな」
里「そうなんだ?へぇー…私変なのかなぁ」

ああ落ち込んでるぅ…
修也さんどうにかして!
と、目線で訴えてみた
それに気づいたからか

修「いや、別にいいと思うぞ」

ナイスフォローだ!

鬼「ただ女子にしては珍しいな」

ちょ、余計なことを!
鬼道さんのばかぁぁ
また落ち込むじゃんかぁ!
くっ…ここは私が!

前「りかっぺ羨ましいよぅ…虫いるだけでもう駄目だもん!虫なんてこの世にいらないよぅ…」

泣きそうな顔で
弱ってみた

里「あはは、前田ちゃんかわいー」
前「ふぇ!?か、かわいい!?」
修「あ、虫…」
前「みぎゃぁぁぁぁあ!!」
鬼「おい!なんでそうなる」
前「ふぇ?」

今の自分を見てみた
…ぎゃぁぁぁぁあ!

前「鬼道さんごめんなさぃぃぃい」
鬼「まったく…動きにくいから離れてくれ」

鬼道さんのマントに
もぐっちゃった☆←
なんでそうなったぁぁぁ

里「思わずマントに潜り込んじゃうなんて…本当に虫嫌いなんだねー。しかも鬼道さんのとこいくのが…ふふっ」
修「そんなのみんなわかってるだろ。いつもいちゃいちゃしてるからな」

いやちょっと修也さん
何いってるんですか

鬼「なんでそうなる」
前「別にそんなんじゃないもんっ!」
里「えー、すっごくラブラブだよねー」
修「周りから見るとそう見えるな。本人がどうかは知らないが」

いや違うって!
…多分←

鬼「おまえら…いっておくが違うからな」

そーだそーだ!
もっといってやれー!

里「否定するのが余計あやしいよねー」
前・鬼「違うって!」
修「息もぴったりだしな」
里「羨ましいなぁ」
鬼「いやおまえらも十分ラブラブだろう」

そーだそーだ!
いちゃつきやがって!
りかっぺは渡さないっ!←

里「えーそうかなぁ?普通だと思うけど」
修「いつも通りだな」
前「それもある意味すごい…」
里「あ、前田ちゃんむ「ぶぇぇぇぇっ!!」あはは、ウソだよっ」
前「り、りかっぺぇぇぇ…」
修「やっぱり鬼道なんだな」

気づけばまた
マントの中に…てへっ

鬼「はめられてどうする…」
前「ご、ごめんなさい…」
里「やっぱり2人はラブラブってことで!」
前・鬼「だから違うって!!」
修「進歩しないなこの話」
里「だって2人いじるの楽しいんだもん」
前「やめてぇぇぇぇ」

心臓に悪いよぅ…
マイエンジェルとかぁっ
りかっぺ小悪魔だぁぁぁ


-end-
 

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