修ちゃんと噂の彼女

□雷門入学!
1ページ/2ページ


とはいっても、転入なんだけどねー
私たち、元々は木戸川清州に入ったんだ!
でも…修ちゃんが色々あって…
木戸川にいられなくなったんだ。
だから、私も一緒に雷門にきたんだ。
もちろん、士郎くんとアツヤくんも!
私はいいんだけど、2人に申し訳ない…
わざわざ転入してくれたし…
人がよすぎるよ2人とも…
まじで神様にしか見えません…

里「修ちゃんは…サッカー部入る?」
修「俺は…すまないが…」
里「わかった!じゃあ私も、やめとくよ」
修「俺に気を遣わなくてもいい。サッカーやりたいだろ?」
里「ううん、大丈夫!」
修「だが…」
里「だーかーらー、いいんだってば!」

修ちゃんがやらないなら
私だってやる意味はない。
2人でやるって、約束だから…
修ちゃんがもう一度サッカーをする日まで
私もサッカーから離れる。
でもその時は、早くも近づいてきた。

それから数日後…
雷門に帝国サッカー部がきた。
正直、今の雷門では太刀打ちできない。
でも負けたらサッカー部は廃部…
お願い修ちゃん…力を貸してあげて…!

鬼「無様だな」
「ハハハハハ!」
円「まだ…まだ終わってねーぞ…!」
鬼「なんだと…?」

修「…あいつ…」

「それでは試合再開です!しかし、雷門はもうメガネしか立っていない!」
メ「ううぅ…こんなのいやだああああああああ」
「メガネ敵前逃亡か!?グラウンドから飛び出していってしまったぁ!」

修「…夕香…」
里「修ちゃん。何ためらってるの?」
修「だめだ、俺はもう…」
里「…しっかりしなさい!」
修「り、里佳…?」
里「夕香ちゃん、修ちゃんにサッカーしないでなんていった?誰よりも修ちゃんがサッカーしてるの、喜んでくれてたでしょ!今の修ちゃんの姿見ても、夕香ちゃんは喜ばないよ!」
修「夕、香…」
里「私は行くよ。サッカー部を助ける。修ちゃんは、どうしたいの?」
修「…わかった。夕香…一度だけ…お兄ちゃんを許してくれ…」

私たちは雷門のユニフォームを纏い
グラウンドに…足を踏み入れた。
そして倒れかけている円堂くんにかけよった。

修「円堂!」
円「豪炎寺…!きてくれたんだな…!」
鬼「でてきたな、豪炎寺修也…それに…五十嵐里佳。」
里「私たちがなんとかする。絶対に…!」
鬼「ふっ…できるか?」
「帝国ボールで試合再開です!」
修「っ!」
里「いこう!」

私と修ちゃんは同時に帝国ゴール前に走り出した。
円堂くんなら…きっと…!

「おっと新たに入った豪炎寺に五十嵐が逆サイドに走り出したぁ!メガネと同様に逃げてしまうのか!?」
鬼「怖気づいたか…いけ、デスゾーン!」
「「「デスゾーン!」」」
円「あいつらは…俺を信じてくれてるんだ。絶対に止めてくれると。このボール…絶対に止めてみせる!!ゴッドハンド!!!」
修「あれは…!?」
里「まさか…ゴッドハンド!?」
鬼「な…っ!?」
円「うおおおおおお!!!」

ゴッドハンド…
まさかあの伝説の技が見れるなんて…!

鬼「とめただと!?」
円「よし…!いくぞ、豪炎寺!五十嵐!」
里「いこう、修ちゃん!」
修「ああ!」

私たちは円堂くんからボールを受け取り
空高くジャンプした。
久しぶりだけど…
私たちならできる!

里「私たちの合体技…!」
修「これが俺たちの…!」
「「ファイヤトルネード!!!!!」」

「な、なんだと…!うわあああああ!」

バシュッ!ピーッ!

円「…す、すげぇ!おまえらすげぇよ!」
里「やったね修ちゃん、円堂くん!」
修「ああ!」
鬼「ふっ…面白いものが見れたな。」
「ただいま帝国から試合棄権の申し出があったので、勝者は雷門サッカー部です!」
里「これで、サッカー部なくならなくてすんだね」
円「ああ!2人ともありがとう!これからもよろしくな!」
修「…今回限りだ。」
里「修ちゃん…」
円「え?お、おい!」
里「ごめんね円堂くん。じゃあ、がんばってね!」

修ちゃん…夕香ちゃんのことがまだ…
わかったよ。決めたんなら…とことん付き合うよ。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ