修ちゃんと噂の彼女

□久しぶりの部活
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修「なぁ…里佳」
里「ん?」
修「本当に…俺でいいのか?…付き合うの…」
里「…修ちゃんがいいの。もう…いわせないでよ…恥ずかしいって…//」
修「す、すまない…俺が言えなかったせいで待たせたな」
里「いいの!今が幸せだから…サッカーだって、まだ一生できないって決まったわけじゃない…」
修「…またできたらいいな…一緒に」
里「うん…あ、もうこんな時間…」
修「そろそろ学校いくか?」
里「うん!」

里「まさか…修ちゃんの家から通うなんて思わなかったなぁ」
修「当分毎日こうだな。…一緒にいれる時間が増える」
里「うん!あ、お弁当どうするの?」
修「里佳の分も作ってもらってるから大丈夫だ、俺が預かってる」
里「あ、そうなんだ!なんかしてもらってばっかりで悪いなぁ…」
修「今は歩けるようになることだけ考えればいいさ」
里「うん…ありがと!」
修「先生は何か月かかるって?」
里「1か月もあれば、リハビリすれば歩けるって!ただ。日常生活の範囲内でだから、走れないって」
修「そうか…歩けるようになってからもリハビリと治療を続ければ走ったり…サッカーできるかもしれないんだな?」
里「可能性は0じゃないって先生は言ってた。私…がんばるよ!またサッカーしたいから…」
修「できるかぎり俺も手伝う。ゆっくり治していこうな」
里「うん!なんか、修ちゃんには助けてもらってばっかりだね」
修「俺がしたいからいいんだ」
里「いつかお返しするからね!」
修「なら…そのためにも足を治そうな?」
里「うん!」

私にあわせてゆっくり歩いてくれる修ちゃん。
それに荷物まで持ってくれて…
修ちゃんのためにも足絶対治す…
また一緒にサッカーやりたい…!

里「おはよー!」
士「おはよう里佳ちゃん」
ア「はよ。なんかすげぇ久しぶりだな」
士「足は大丈夫…?」
里「大丈夫!まだ歩きにくいけど、なんとかやってるよ!修ちゃんも手伝ってくれてるし」
ア「はぁー…さてはお前ら…」
修「な、なんだ…」
士「へー…やっと付き合ったんだぁ」
「「はぁ!?」」
ア「なんだよあたりかよ」
里「な、なんでわかったの!?」
士「里佳ちゃんがすっごいうれしそうだからねぇ」
修「さすがというべきか…」
士「でも豪炎寺くんがついてるからって、無理はしちゃだめだよ?」
里「大丈夫だって!」
ア「…わかってねぇなぁ…」
里「アツヤくんなにかいったー?」
ア「なんもねーよ」

修「…アツヤはわかってるんだな、里佳の状態」
ア「そりゃな…精神的にきてるだろ。お前がちゃんと見とけよ、豪炎寺」
修「当たり前だ」

士「あ、キャプテンきたよ」
里「ほんとだ!キャプテン久しぶり!」
円「お、五十嵐!久しぶりだな!大丈夫か?」
里「ピンピンしてるよっ!足もすぐに治すもんねー!」
円「ははっその意気だ!何かあったらすぐいえよ!」
里「はーい!」

修「何もなければいいが…嫌な予感がする」
ア「あいつのそば離れるなよ。お前つけられてるぞ」
修「ああ…」
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