修ちゃんと噂の彼女

□復活への道
1ページ/1ページ


あれからFFIは順調に勝ち進み
次は決勝戦…相手は世宇子中学。
聞いたことない名前なんだよね…
それにあの帝国がボロボロになった。
それほどの相手と戦わなければならない。

帝国が敗れたことで
天才ゲームメーカーと呼ばれている
あの帝国の鬼道有人が雷門に転入してきた。
修ちゃんのファイヤトルネード療法が効いたらしい。
今まで帝国とはいろいろあったけど
頼もしい仲間が増えたというのはうれしい。
鬼道さんのおかげで前田ちゃんも入部したし!
きっと雷門ならやれる!目指せ優勝!

とりあえず今日は週に1回の足の検診。
よくなってるといいなぁ…
あ、ちなみに学校は休み!
本当なら部活があるんだけど
修ちゃんがキャプテン命令で
部活遅刻してついてきてくれてるんだ!

先「だいぶ歩けるようになったね」
里「もう松葉杖はなくても大丈夫です!」
先「うんうん。…里佳ちゃん、相談があるんだけど聞いてくれる?」
里「なんですか?」
先「…新しいリハビリメニュー考えてみたんだ。これなんだけどね」
里「どうかしたんですか?」
先「見たらわかると思う」
里「…!これ…!」
先「普段こなしてるメニューの3倍の量だよ。普通の人なら無理だと思う。でも、本当にサッカーをやるつもりなら…これくらいやらないとだめだと思うんだ」
里「…わかりました。やります!」
先「里佳ちゃんならそういうと思ったよ。これ、家で出来るメニューばっかりだから、定期的に見せにきてほしいけど、リハビリで病院にわざわざくることはないよ。時間が惜しいと思ってね」
里「そんなことまで…ほんとにありがとうございます!がんばります!」
先「きっと里佳ちゃんならやり遂げられる。がんばってね!」
里「はい!それじゃさっそく帰ってやってみます!失礼します!」

新しいリハビリメニューか…
これでまたサッカーできるんなら
つらくたって乗り越えてやる!

修「どうだ?」
里「もう松葉杖いらないって!あと、新しいメニューもらったんだ」
修「どんなメニューなんだ?」
里「いつもこなしてるメニューの中から、家の中でできるやつの応用メニューで、量が3倍になってるの」
修「3倍!?大丈夫なのか…?」
里「一気にやるとしんどくなるし、ちょっとずつやれば大丈夫だと思う!だから部活中もリハビリすることになるけど…」
修「円堂なら認めてくれるさ。みんな里佳の復帰を待ってくれてる」
里「だといいな…それじゃ、部活いこっか!」
修「ああ。待たせたら怒られそうだ」
里「修ちゃんいつも遅いから(笑)」

そんな会話をしつつ学校に向かった。
ちょっと遅くなっちゃうなぁー…
みんな怒らないかな…

里「キャプテン!遅くなってごめんー!」
円「おかえり!どうだ?」
里「もう松葉杖なくても大丈夫だよ!あと、リハビリのメニューがかわってね、量が多くなったから部活中もリハビリしたいんだけど…だめかな?」
円「俺はかまわないぜ!しっかりやれよ!」
里「ありがとキャプテン!」
修「じゃ、いってくるからなにかあったら呼んでくれ」
里「うん、がんばって!」

よーっし、リハビリがんばるぞー!
絶対治して、サッカーするもん!

-to be next book-
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ